部屋の乾燥対策にコップは意味なし!?加湿器を使わず手軽にできる乾燥対策

生活

乾燥した部屋の中にいると、肌はカサカサになるし、髪はパサパサになるので、イイことありません。

それに乾燥した空間は、風邪やインフルエンザなどのウイルスが活発になるのも困ります。

室内の湿度は高すぎるとカビの原因になりますが、乾燥し過ぎもダメなので、適度な湿度に保ちたいものですね。

ですが、加湿器を使うと手入れが大変で、電気代なども心配だから、できれば加湿器を使いたくないという方もいると思います。

そこで、加湿器を使わずに水を入れたコップを置くだけでも、乾燥対策になるという説についてチェックしてみましょう。

広くない部屋でもコップだけじゃ乾燥対策にはならない!?

湿度対策

コップに水を入れて置いておくと、水が蒸発するので、多少の加湿効果はあります。

ですが、それはあくまでもコップの周辺だけなので、それで部屋全体を加湿するのは無理です。

たとえ狭い空間でも、コップから数十センチも離れれば、うるおいを得ることはできませんから、ほとんど効果はありません。

コップの加湿効果は気休め程度のことですが、デスクワークの人が机の上の置いておけば、目の前に座っている間は、少しは乾燥から守る効果はあるでしょう。

眠っている間に喉や鼻が乾くのを防ぐために、枕元に置くのも少しは効果が期待できるかも知れません。

ですが、あくまでも気休め程度なので、それで安心しないようにしましょう。

コップの水で乾燥対策する場合のポイント

加湿器は、電力を使った熱によって水を蒸発させて水蒸気を作るタイプと、超音波などを利用して水を霧状にして広げることで加湿するタイプがあります。

どちらにしても加湿器内の掃除をこまめにしないと、カビや雑菌の原因を作るので、意外と管理するのが面倒なものなんですよね。

それに、加湿器を使うと湿度が上がり過ぎて、部屋の壁がカビだらけになるなんてこともあるのです。

だからこそ、電力を使わずに、どこにでもあるコップに水を入れるだけで乾燥対策できれば理想的なのですが・・そんなに簡単にはいきません。

ですが、コップの水の加湿効果を高める方法はあります。

コップは、空気に触れる面積が小さいので、水はごくわずかしか蒸発しません。

空気に触れる面積を広げると、少しだけ加湿効果が高まります。

方法としては、段ボールや厚紙など、水に濡れてもヘタらない紙をコップの水に入れて水分を吸収させて蒸発する面積を広げる方法です。

この仕組みを利用した紙タイプの加湿器も売っていますが、家にあるもので代用できます。

めんどくさがりでも今すぐ出来る!部屋の乾燥を手軽に改善する3個の方法

 部屋の乾燥対策は、工夫すればお金をかけずにできます。

その方法をご紹介します。

濡れタオルを使う

タオルを数枚濡らし、硬く絞ってハンガーにかけて部屋に吊しておくと、自然に加湿できます。

洗濯物を使う

洗濯物を部屋干しすると、わざわざ加湿しなくても部屋の中の湿度を下げません。

雨の日は部屋の中の湿度も高くなるので、お天気に左右されて部屋干しする場合は湿度が高くなり過ぎないように風通しを良くしましょう。

浴室のドアを開ける

バスルームがリビングや寝室から離れていると難しいですが、ワンルームマンションや2DKくらいの間取りなら浴室のドアを開けておくだけで乾燥対策になります。

浴室の湿度を下げて、カビの発生を防ぐ効果もあるので、乾燥している時はお風呂上りにドアを開けておきます。

バスタブに残り湯があれば、バスタブのふたを少し開けておくのも効果的です。

以上の3つの方法は、すぐにできることなので、とくに準備するものもありません。

この他にも、観賞植物を部屋に置くのも良いです。

観葉植物はあまり世話をしなくても育てられる種類が沢山あります。

それも水やりに失敗して枯らせてしまうのが心配なら、造花を使うのもおすすめです。

造花には加湿効果はありませんが、細かい花びらや葉に霧吹きで水を吹きかけると蒸発しやすいので、多少の加湿効果はあります。

加湿器を使わない方法を工夫した乾燥対策しても、喉の渇きなどが気になってしまう場合は、眠る時もマスクをつけるのも良い方法です。

まとめ

コップに水を入れて置くだけで、部屋中の乾燥対策ができるというのは無理ですが、加湿器に頼らない方法もあります。

いくつかの方法を合わせれば、部屋全体のうるおいを保つことも可能なので、試してみてくださいね。

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